higouti2021年2月3日横井さんの描く熊横井弘三はイーハトーヴの世界が描けた数少ない希有な画家だと思う。 ぼくにとって、宮沢賢治とおなじくらい、神さま。 「さうした先生の御本に、繪を描きいれるのですから、私も一生懸命にかゝらなければならないのです。ごまかし繪を描かぬこと。つまり藝術的良心で描かねばなりません」...
higouti2021年2月2日横井弘三を讃える私は本書を讀んで下さつた仲良き讀者に感謝いたします。 (中略) 本書に用ひた文章の肉筆原稿(ヨゴレテますが)を記念として愛讀者に一枚づつ送りたくご希望の方は東京市外下大崎二〇二横井宛御申し込み(二錢切手封入)下さい。サインをして頁順に郵送します。ツマラナイ事ですが僕の心持ち...
higouti2021年1月31日小山内龍を讃える小山内龍(1904〜1946)。 函館出身の童画・漫画家。 「昆虫の画家」として知られ、代表作『昆虫放談』には手塚治虫も影響を受けたという。 小山内龍は「昆虫の画家」でもあるが、「熊の画家」でもある。 『フシギナモノ』の、どのページの熊も熊らしく、我が熊絵の理想郷。...
higouti2021年1月31日山カラキタクマサン全編を目にしないうちからすっかり魅了されてしまった小山内龍の『山カラキタクマサン』(文・百田宗治)。 国会図書館にはなかったが、大阪、香川の図書館、そして神奈川文学館の3カ所で所蔵されていることが分かった。 早速複写をお願いした。...