higouti2022年2月23日個展「くま」明日2/23から吉祥寺の古書店「一日」にて個展を開きます。 まん延防止等重点措置が延長され、会期中は丸々被ってしまうことになりまして、是非来てください、とはなかなか言えない状況ですが… どうぞご無理のないよう、よろしくお願いいたします🙇🏻♂️...
higouti2021年12月19日個展 くま来年、2022年2月の終わりに個展を開くことになりました。 吉野純粋蜂蜜店での展示も終わったばかりで、さらに来年のことで鬼が笑うでしょうが… とりあえず、なにかをしないではいられない性分です。 樋口達也 個展 くま 2022年 2/23〜3/6 一日 OLD/NEW...
higouti2021年11月28日ありがとうございました半年ものあいだ続いた吉野純粋蜂蜜店の展覧会も本日終了。 終盤ちょっとバタバタしてしまいましたが、とりあえず無事終了で搬出も終えました。 熊は一足早く冬ごもりに入ります🐻❄️ 今月、臨時休業でこちらからキャンセルさせていただいた方には本当に申し訳なく…...
higouti2021年11月8日カムイミンタラカムイミンタラ=神の遊ぶ庭。 母熊が子熊を3頭連れているのは、日本のヒグマでは珍しい。 (ヒグマは北海道にしか生息していないから、日本のヒグマ=北海道の熊) 今年9月、札幌市街地から直線距離で2kmの位置に取り付けた定点カメラに、子熊3頭と母熊が戯れる姿が収められていた。...
higouti2021年11月4日「札幌、丘珠のひぐまに捧ぐ」わたくしの木版画などは下絵をそのまま彫るだけのことで、なんのideaもadorableもないのだが、わざわざ木に彫り紙に擦ることで、たとえば彫刻刀の進む音しかないしじまのなかで、その熊の来歴や、辿った道や、最後には射殺されなければならなかった理由と、殺された熊の生まれてきた...
higouti2021年10月27日ガルルルとガフガフおっさんが「おーい、おーい」と呼んでいると思ったら熊の声だった…という記事を読んだけど、たしかにクマ牧場にそんなふうに鳴く熊もいた。 切なそうに「おぉん、おぉん」とか、「ヴォエ〜〜」ってジャイアンの歌声みたいな声の熊も。...
higouti2021年10月15日熊のバスケットボールもちろん動物と人間の関係において大いに不自然なことなんだけど、この絵葉書を見ているとなぜだかじんときてしまう。 がんばれ熊、がんばれ、と思ってしまう。 北海道に雪が降ったという報せ。 熊よ、穴掘りがんばれ。 いつも応援している。
higouti2021年8月23日カムチャツカのヒグマ『ナショナルジオグラフィック』のバックナンバー(2006.2)にカムチャツカのヒグマの記事が載っていたので古本で買う。 いい写真が載っている。 カムチャツカは星野道夫さんが亡くなったところ。 それは半島のいちばん南の先っぽにあるクリル湖でのこと。...
higouti2021年8月19日藤戸竹喜展東京ステーションギャラリー『藤戸竹喜展』を見た。 藤戸竹喜さんは旭川近文で生まれ、阿寒湖で木彫師として活躍された方で、2018年に84歳で亡くなられた。 展覧会を見たのは2週間ほど前になるが、反芻しながら栄養をいただけているような気がする。 二体の熊の像があった。...
higouti2021年7月17日手負いの熊ヤフオクで応札がなく、しばらく再出品を繰り返していた熊。 傷が痛々しくて… 結局入札してしまったが、 傷だらけ。 しかし、これはただものじゃないなと。 とにかく造形が素晴らしくて。 いままでたくさんの木彫り熊を見てきたけれど、これほどまでに「熊」を感じさせるものには、そうは...
higouti2021年6月20日熊出づる国「丘珠にヒグマが出た」と聞いて、咄嗟に北大植物園の博物館にある「人喰い熊」の剥製の話題かと思った。 明治11年冬、札幌丘珠にヒグマが現れ、人間を襲った事件があった。 円山山中で、冬ごもり中のヒグマを猟師が射止めようとしたが、外した。...
higouti2021年6月20日羆剥製(明治二十三年製)北大附属植物園博物館のヒグマの剥製。 これは明治11年の丘珠の「人喰い熊」ではなく、明治23年手稲駅付近で屯田兵に撃たれた「牧場荒らし熊」。 手前のにんげんは熊にハートを"熊掴み"にされてしまったをぢさん。
higouti2021年6月2日おさいほう熊以前ミツさんがベルンをご旅行されたというお話を伺ったときに、あのあたりは熊の本場で昔からいろいろな熊土産が作られていた、というぼくが話に出した糸巻き熊。 こうしたお土産はもうベルンにもないかしら🐻
higouti2021年6月1日URSUS BOOKSトレードマーク久々の木版。 1枚目、2枚目、3枚目… 薄いほうが気に入っていたりして。 今後も冊子とか絵本とか作りたいから、URSUS BOOKSのトレードマークを作ろう。 (トレードマークで疲れて終わる可能性も微レ存)
higouti2021年5月31日もりやすじさん熊を好きになったきっかけ。 子どもの頃、『シートン動物記・くまの子ジャッキー』が大好きで、ジャッキーが鉄棒でくるくる回るおもちゃで遊んでいた。 それが熊を好きになった最初。 それはアニメーター森康二さんの熊。 ジャッキー以外にも、当時の絵本や雑誌で、知らず知らずのうちに森康...
higouti2021年5月18日ヴァスネツォフの草稿ヴァスネツォフの画集に『3びきのくま』の草稿が載っている。 熊と少女の間に線が引かれている。 描き分けのためか。 その線を熊と人間の境界線だと考えると、熊が少女に追いつけなかったのも頷ける。 少女の走り去る方向と、熊が追う方向は明らかに違う。 わが心のユーリ・ヴァスネツォフ。
higouti2021年2月3日横井さんの描く熊横井弘三はイーハトーヴの世界が描けた数少ない希有な画家だと思う。 ぼくにとって、宮沢賢治とおなじくらい、神さま。 「さうした先生の御本に、繪を描きいれるのですから、私も一生懸命にかゝらなければならないのです。ごまかし繪を描かぬこと。つまり藝術的良心で描かねばなりません」...
higouti2021年2月2日裏山にヒグマがいるNHK北海道スペシャル『裏山にヒグマがいる』見る。 HBC北海道放送の『クマと民主主義~記者が見つめた村の1年10か月~』もそうだったが、いずれの立場から見ても辛い。 「人間とヒグマの共存」という、ともすればおとぎ話と化してしまう問題を、地元の告発として突き付けられたような...
higouti2021年1月31日小山内龍を讃える小山内龍(1904〜1946)。 函館出身の童画・漫画家。 「昆虫の画家」として知られ、代表作『昆虫放談』には手塚治虫も影響を受けたという。 小山内龍は「昆虫の画家」でもあるが、「熊の画家」でもある。 『フシギナモノ』の、どのページの熊も熊らしく、我が熊絵の理想郷。...