higouti2023年1月30日Monsieur Tetsuya chuchote l'amour dans un café à Paris武田鉄矢主演の『ヨーロッパ特急』(1984)って『ローマの休日』のパロディというか、なんてこともない映画なんだけど、意外とファンが多い。 かくいうぼくもファンのひとり。不思議とまた見たくなる映画。 ポール・スレードが歌う主題歌『FRIEND』もいい。...
higouti2022年10月22日モイセーエフバレエ先日、横浜関内ホールで「モイセーエフバレエ」を観劇した。 正式には「イーゴリ・モイセーエフ記念国立アカデミー民族舞踊アンサンブル」というロシア国立の舞踏団。 来日は25年ぶりだそうで、ご縁がありチケットをいただいた。 時勢はアンチロシアであり、キャンセルロシアであるので、せ...
higouti2022年10月13日くよくよするなよボブ・ディランには意外と失恋ソングが多い(てゆうか全部そうなんじゃないか?)。 ぼくは"くよくよするなよ"が好き。 ディランの当時の恋人スーズ・ロトロ(フリーホイーリンのジャケットでディランと腕組むひと)が彼のもとからいなくなって、さびしくって、自分で自分を励ますために作っ...
higouti2022年10月5日知らない町先週、羽田弁天橋から荻中公園まで歩く途中、ある建物の脇に熊の置物があり、お母さんに連れられた幼稚園児くらいの眼鏡をかけた女の子がその熊をなでたり、握手しながら何か話しかけているのを見かけた。 熊と女の子は同じくらいの背丈で、女の子はそこを通るたびにそうしているのかも知れない...
higouti2022年1月27日ものの見方ぼくが銀行から出ようとしたとき、50代とおぼしき男性が入ってきた。 男性はぼくに向かってどんどん歩いてきた。 ぼくのほうがよけろということなんだなと思い、銀行を出るぼくのほうが道を開けるかたちになった。 こういうことは多い。...
higouti2022年1月24日飼育員さん年始に起きたトラの事故は痛ましくてやりきれなかった。 トラの写真を見るのも辛かった。 動物園の飼育員さんは今日も一生懸命働いている。 事故のないよう、動物たちが安気に暮らせるよう、世話をする。 大変なことだ。 動物たちには盆も正月もない、とは寅さんでの満男のセリフだったが(...
higouti2022年1月24日光と影結局、ぼくは『萌の朱雀』と、それ以前の習作ともいえる個人映画時代のものしか河瀬直美の作品を見ていない。 だから、それでああだこうだ喋るのも、寧ろ自分の愚かさを露呈させるようで、何ともいえない気分になる。 実際、いまSNS上で交わされている検証に反応する意見も、その内容を見て...
higouti2022年1月22日NHK字幕問題ここ数日、考えないようにしてもつい考えてしまう。 いかん。 NHK字幕問題について。 ぼくが口を挟む問題ではない。 が、モヤモヤしている。 このままではいい方向にいかないのではないか。 かと言って、どの方向がよかったのか。 ...
higouti2022年1月21日ノーサイドの笛は鳴った見た? NHK特集「ノーサイドの笛は鳴った」。 1981年の新日鉄釜石ラグビー部。 選手兼監督の森重隆さんがかっこよすぎてまいった。 はっきり言って惚れたなあ。 松尾雄治というスターも、森重隆が支えてこそ光っていたんだなあ。...
higouti2022年1月21日「隔絶された人々」NHKスペシャル『アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり』見る。 「イゾラド」とは「隔絶された人々」という意味を持ち、文明社会と接触したことのないアマゾンの先住民をそう呼ぶのだそう。 アウラという名のイゾラド男性。 以前はジャングルに住み、真っ裸で狩りをしながら生活していたが...
higouti2021年12月24日推し寺嶋由芙さんのファンだ。 寺嶋由芙さんの歌が好きだ。 寺嶋由芙さんのことは「寺嶋由芙さん」とは呼ばず、「ゆっふぃー」と呼んでいる。 ファンレターには「由芙さん」と書いた。 ゆっふぃーは古き良き時代からやってきたまじめなアイドルで、実にまじめにアイドルをされている方だ。...
higouti2021年12月23日私の文学渉猟夏葉社の島田潤一郎さんが『私の文学渉猟』(渉猟=しょうりょう)の見本を送ってくださった。 12月23日頃発売予定だったのが、諸事情により来年1月13日になったとのこと。 ひと足先に手に取り眺める幸せ。 曾根博義さんは伊藤整研究の第一人者で、戦後世代の近代文学評論家。...
higouti2021年12月19日半夏生佐田暢子さんの短編集『半夏生(はんげしょう)』(本の泉社刊)の装画を担当させていただいた。 装丁家の石間淳さんからのご指名で、ぼくの過去の絵を使用させてほしい旨連絡をいただいた。 佐田暢子さんは三池に生まれ、東京で教職に就き、帰郷して文筆活動を続けられている。...
higouti2021年12月18日トルストイ、徳冨蘆花、関寛斎トルストイの『イワンのばか』から『カフカースのとりこ』を読んだらすっかり魅了された。 とっくに頓挫した『戦争と平和』と『アンナ・カレーニナ』は映画で勘弁してくれ。 トルストイに会った日本人はいたのかどうか調べたら、1906年(明治39年)6月、徳冨蘆花が会いに行っていた。...
higouti2021年11月26日風雪のビヴァーク作業ひと段落。 忙しかった一昨夜から、あの帯状疱疹を彷彿とさせる何ものかが耳の後ろあたりから忍び寄ってくるのを、なんでもないなんでもないと、知らんぷり。 (そろそろ病院行こうかしら…) 松濤明(まつなみ・あきら)の『風雪のビヴァーク』を読んでいる。...
higouti2021年10月27日君と暮らせば西荻窪の「もりのこと」さんからお声がけいただき、『君と暮らせば・ちいさないきものと日々のこと2』に参加させていただき、寄稿いたしております。 みなさん素敵な方ばかりで、ぼくが参加するのは恐縮至極ですが、恐悦至極でもありまして。...
higouti2021年10月24日文吉こけし東京こけし友の会、例会再開おめでとうございます。 1年8ヶ月ぶりだそうで。 佐藤英里子さんから例会再開の意気込みなどを伺っていたので、再開された暁にはぼくもお邪魔したいと思っていた。 そしてわたくし、文吉こけしを引き当てる。 いいですね、繊細で、おおらかで、おぼこくて。...