ヴィヴィアン・マイヤー。
モノクロのもいいけど、カラーもたまらん。
生きていても、故人でも、この写真の評価は変わらない。
この世にいようがいまいが、どういう人生を送ろうが。
ただ、評価を得ることなく、誰の目にも触れることなく、この写真の束がこの世から廃棄されても不思議はなかたった。
だとしたら、やはり神様はいるのか。
それとも、あらゆる意味は、実は意味のないことであり、単なる勘違いに過ぎないのか。
だって、彼女には伝えたいメッセージはなかった(はず)。
この人はちょっと怖さもある。
ダイアン・アーバスより怖いときがある。
それが美意識なのか、無意識なのか、無神経なのか、そんなことは知らない。
でも、そこにしびれる。
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