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執筆者の写真higouti

平岡瞳さん来る



高円寺の展示に平岡瞳さんいらっしゃる。


ぼくはコロナ前から、もう丸3年くらいお会いしていない感覚だったけど、平岡さんは去年お会いしましたとのこと。

そうだ、正一&ダルマのおじさんぽ会でMAYAでの展示にお邪魔したのだった。

そして絵本にサインもしていただいたのだった。

それも随分前のことのような…

もうコロナ以降の記憶が曖昧になりつつある。


久々に平岡さんとお話しできてよかった。

ひとつには、絵は誰かに見てもらいたいから描くのであり、見に来ていただける方と意見交換することが大事な糧になるような気がする。

もちろん、それがすべてではないのだけど。


長く続くコロナ禍を過ごすなかで、少しずつ絵を描くことのむなしさを覚えつつある。

吉野さん精一杯の、配慮の策である予約制の展示方法も、やってみて、良いことも、そうでないことも、あらためていろいろあるなあと、吉野さんともよく話す。

そんななかで、足を運んでくださることの幸いをひしひしと。


このむなしさのなかで、ぼくはまだまだ描くべきでしょうか?との問いに、三蔵法師のような平岡さんは、もちろんですと。

ありがたさに思わず手を合わせてしまった。

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