おもしろいことに「二笑亭インスパイア」が存在していた。
昭和26年、新橋に突如開店した居酒屋「二笑亭」。
二笑亭のシンボルである、三つ目を思わせる奇ッ怪な硝子窓の意匠を看板にしている。
この居酒屋の設計士は、主人からの注文である、
文化人を対象
アメリカ的な軽快さ、軽薄さは不要
かつ庶民的であること
を考慮した結果、なんと「アイヌ」を主題とし、そこにかつて存在した「二笑亭」を融合させたという。 なんかすごい。
もちろん新橋の二笑亭も現存しない。 が、その精神は新橋駅前ビルやニュー新橋ビルに受け継がれた… かどうかは知らない。
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