higouti2021年7月26日飯塚国雄さん昨年亡くなった画家飯塚国雄さんの追悼展が開かれるとのこと。 飯塚さんはニューヨークに長年暮らし画家として生きた。 反戦反核をテーマにたくさんの絵を描かれた。 新型コロナに感染し、それが引き金となって81歳で亡くなった。 遺品のリュックサックにはスケッチブック2冊、鉛筆、筆ペ...
higouti2021年7月22日「民藝」「天然」「作為」昨日バーナード・リーチ展を見て、笹島喜平の木版画を見て、陶器屋や古道具屋など回って、あらためていろいろ感じたこと、考えたことがあったし、今も考えている。 「民藝」というのは、つまるところ、「天然」への憧憬が産んだ「作為」だわなぁ(談志風)。...
higouti2021年6月30日ピート・ベストピート・ベストがデビュー直前のビートルズをクビになった理由をいくつか書いているサイトがあって、そのひとつに髪型のことがあり、「テディボーイスタイルのリーゼントを他メンバーと同じようにしなかったから→協調性に欠ける」とあった。 それは違うと思う。...
higouti2021年6月20日羆剥製(明治二十三年製)北大附属植物園博物館のヒグマの剥製。 これは明治11年の丘珠の「人喰い熊」ではなく、明治23年手稲駅付近で屯田兵に撃たれた「牧場荒らし熊」。 手前のにんげんは熊にハートを"熊掴み"にされてしまったをぢさん。
higouti2021年6月1日不登校とアホウドリNHKのドキュメンタリー『不登校がやってきた』、興味深く見る。 答えがない。 あらためて子どもが子どもでいることは大変だなあと。 大人の興味のあることが多いだけ、子どもにも選択肢がありすぎて選択肢がないような。 ぼくの頃とは比べようがないけど、押し付けられるものは身にならな...
higouti2021年5月31日もりやすじさん熊を好きになったきっかけ。 子どもの頃、『シートン動物記・くまの子ジャッキー』が大好きで、ジャッキーが鉄棒でくるくる回るおもちゃで遊んでいた。 それが熊を好きになった最初。 それはアニメーター森康二さんの熊。 ジャッキー以外にも、当時の絵本や雑誌で、知らず知らずのうちに森康...
higouti2021年5月28日Vivian Maierヴィヴィアン・マイヤー。 モノクロのもいいけど、カラーもたまらん。 生きていても、故人でも、この写真の評価は変わらない。 この世にいようがいまいが、どういう人生を送ろうが。 ただ、評価を得ることなく、誰の目にも触れることなく、この写真の束がこの世から廃棄されても不思議はなか...
higouti2021年2月7日上林温泉の横井さん横井弘三の絵葉書集買う。 上林温泉の上林ホテル(現・上林ホテル仙壽閣)のもの。 某古書店で見かけたときに気に入ったのだけど、高くて。 それが別のところで安く買えたのでうれしい。 横井さんの年譜を見ると、長野電鉄から絵葉書制作の依頼を受け、昭和15年4月に上林温泉に滞在してい...
higouti2021年2月4日クロード・岡本を讃える『クロード・岡本』(みすず書房)より クロード・岡本 1946年8月、パリ市14区にて生まれる。 1949年、2歳8ヶ月、初めて絵を描く。 1950年、『みずゑ』9月号にて初めて紹介される。 1951年、パリにて初個展。 1952年、東京にて展覧会。...
higouti2021年2月4日うしろすがたのしぐれてゆくか桑原甲子雄の写真を眺めていて、あっ、と声をあげてしまった。 浅草松竹座の舞台、エノケン一座が写っている。 すぐに藤牧義夫を思い出した。 藤牧が所属した「新版画集団」は、エノケン一座とのコラボレーションとして、松竹座ロビーで展覧会を行った。...
higouti2021年1月26日SAVE PANTANAL先週買ったNewsweekのパンタナル火災のページをあらためて眺める。 3分の1が焼失し、まだ燃え続ける。 蒸し焼きになったワニ、 突っ伏して焼死したホエザル、 木にとまったまま炭化した鳥などの写真。 大きなカメも甲羅を残して焼死。 空は赤黒く煙る。...